個人事業主の方や、テレワークの推進で在宅業務が増えた方が業務で扱う書類や機密文書をはじめ、PTAや町内会の役員として多く扱う機会のある個人情報の入った書類など、どのように処分するのが安全なのかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな書類や機密文書の適切な処分方法についてご紹介します。
情報書類の処分方法
情報書類の処分方法は、書類のボリュームによっても適した方法が異なります。量が少ない場合と大量の場合に分けて解説します。
量が少ない場合
処分したい書類の量が少ない場合は、シュレッダーを利用する方法が手軽でおすすめです。安いものなら、1,000円程度で購入できます。ネット通販などで探すと簡単に見つかりますよ。
シュレッダーが手元になく、1~2枚程度のごく少量の書類なら、自分で小さくちぎるか、ハサミで細かく切って捨てる方法もアリです。この方法のポイントは、重要な情報が書かれている部分が解読できないよう、特に念入りに切断すること。
大量の場合
シュレッダーが手元にない、あるいはあまりにも大量の書類があって、それら全てを手作業でシュレッダーにかけるのは気が遠くなる、といった場合にはプロの業者に依頼する方法がおすすめです。
不用品回収業者の中には、こうした書類の回収も受け付けている会社があります。
情報書類や機密文書を処分するサービスを行っている業者は、インターネットで検索するといくつか出てきます。オススメの全国展開している不用品回収業者については、こちら「不用品回収で部屋の片づけが楽になる?兵庫県の不用品回収業者も紹介」でもご紹介しています。
機密文書のリサイクルサービスを行う業者も
ここでは、実際に情報書類や機密文書の処分や回収を依頼できる業者の一例をご紹介します。
ヤマトグループ
宅急便で有名なヤマトグループでは、機密文書専門のリサイクルサービスを行っています。機密文書を箱に入れるだけで、箱ごと回収してもらえる便利なサービス。
処理方法は「完全溶解処理」と呼ばれる、未開封のまま箱ごと溶かす方法です。誰にも文書を見られることなく、リサイクル処分が可能。機密文書の量に合わせて箱のサイズを選べて、全国どこでも回収を受け付けています。
大塚商会
事務用品でおなじみの大塚商会でも、箱ごと回収して未開封のまま溶解処理でリサイクル処分するサービスがあります。バインダーに綴じられていた書類もそのまま箱に入れるだけでOK。
溶解処理が完了したら、機密処理抹消の証明書を発行してもらえます。ただし、利用できるのは法人および個人事業主限定で、個人での申し込みはできません。
不用品回収ルート
画像引用元:https://www.pvjapan.org/
不用品回収業者「不用品回収ルート」でも、情報書類や機密文書の回収をしてくれます。個人情報の取り扱いはもちろん、多数のトラックを配備しているため、最短即日回収が可能のスピード対応に定評があり、対応エリアの広さも魅力。
とにかく早く回収してほしい人におすすめです。WEBサイト、LINE、電話で気軽に申し込みできます。
まとめ
情報書類の安全で適切な処分方法は、量によって異なります。
●少量の場合はシュレッダーを使う
●大量の場合は、プロの業者に依頼する
(ヤマトグループ、大塚商会、不用品回収ルートなど)
今回は、情報書類・文書の安全な処分方法と、大量の場合におすすめの方法についてお伝えしました。ぜひ参考になさってくださいね。