不用品の処分方法

【品目別】効率よく捨てよう!不要なキッチン家電の処分方法まとめ

日々の生活で使う家電の中で欠かせないのが、キッチン家電用品ではないでしょうか。

電子レンジ、炊飯器、IH・ガスコンロ、食洗器、ミキサー、ホットプレートなど、買い替えや引っ越しなどのタイミングで不要になるケースも多いですよね。

自治体によって細かいルールは異なりますが、不燃ごみとして出せる比較的小型のものから、大型ごみとして出すものまでいろいろです。

不要なキッチン家電の処分方法

不要になったキッチン家電の処分方法について、ここでは電子レンジ、炊飯器、IH・ガスコンロを例に挙げて解説します。

電子レンジ

普段の生活で、自炊をする人もほとんどしない人も、電子レンジを使う頻度はかなり高いのではないでしょうか。食品を温めるのはもちろん、冷凍食品の解凍、食材の下ごしらえなどにも使えますよね。

そんな電子レンジを処分する際、一般的にまず思いつくのは粗大ごみとして処分する方法だと思います。それでOKの自治体もあるのですが、自治体によっては粗大ごみとして回収してもらえないところがあります。

その理由は、2013年に施行された 「小型家電リサイクル法」という法律があるためです。

小型家電リサイクル法とは、家庭で不要になった小型家電に含まれる再利用可能な有用金属をリサイクルするための法律。

電子レンジやオーブンレンジも、この「小型家電リサイクル法」の対象品目となっています。回収方法は全国一律のルールではなく、自治体によって異なるのです。

お住まいの自治体に、電子レンジの正しい捨て方を問い合わせの上、自治体で決められているルール通りに出しましょう。

粗大ごみとして捨てられない場合には、小型家電リサイクル法に基づく「ボックス回収」や、「窓口回収」を利用する方法が一般的です。

炊飯器

炊飯器や炊飯ジャーは、故障したわけではなくても、家族構成の変化や子どもの成長などの理由から、新しいものに買い替える機会のある家電ではないでしょうか。

晴香
晴香
我が家も、2人の子どもたちの成長期には、家での食事に加えてお弁当の分も必要だったので、大きいサイズに買い替えた経験があります。

炊飯器は、粗大ごみとして出すルールになっている自治体が多いです。中にはサイズによって判断が異なる自治体もあって、例えば神戸市の場合、炊飯器や炊飯ジャーは指定袋に入るサイズで5kg未満の重量であれば「燃えないごみ」として出すルールになっています。指定袋に入らないもの、または5kgを超えるものは、粗大ごみに出すことになります。

IH・ガスコンロ

ガスコンロやIHクッキングヒーターは調理に欠かせないキッチン家電ですが、住宅にもともと備え付けのケースもあり買い替える機会はあまりないですよね。そのため、いざ処分しようと思った時、どうすれば良いのかわからなくて困る家電の代表格かもしれません。

一般的なガスコンロやIHクッキングヒーターの大きさなら、多くの自治体では粗大ごみとして処分することになります。

賃貸物件や一戸建ての住宅で、キッチンに備え付けのガスコンロやIHクッキングヒーターが壊れた時には、自分で処分の手配をする前に家主や工務店、ガス会社、電力会社などにまずは問い合わせましょう。

賃貸物件なら、大家さんや管理会社の負担で修理するのが一般的です。一戸建ての場合、業者に交換手配を依頼することになります。

まだ使えるキッチン家電の場合

手放したいキッチン家電がまだ使えるものの場合、リサイクルショップに買い取ってもらったり、フリマアプリやネットオークションを利用して売る方法も選択肢のひとつですね。

特に、高機能の製品で製造からの年数が浅く、使用状態が良かった場合なら、比較的高く売れる可能性もあります。

ただ、リサイクルショップだと持ち込む手間と時間がかかります。また、フリマアプリやネットオークションの場合、梱包と発送が大変です。送料もかなりかかるため、現実的には買い手がなかなか付かない可能性が高いでしょう。

複数のキッチン家電をまとめて手放したい場合

引っ越しなどに伴って、キッチン家電の一つひとつを売ったり、自治体に粗大ごみとして出す手間が煩わしいと感じる場合は、不用品回収業者を利用することで一気に片づけられる可能性がありますよ。

不用品回収業者なら、キッチン家電の状態や新しさには関係なく、基本的にどんなものでも回収してくれます。自分で出向いたり、梱包したりする労力も不要で、いくつでも一度に回収してもらえるので、まとめて手放したい時にはとても便利な方法です。

晴香
晴香
筆者おすすめの全国展開の不用品回収業者を、こちらの記事「不用品回収で部屋の片づけが楽になる?兵庫県の不用品回収業者も紹介」にてご紹介しています!

まとめ

まとめ

●キッチン家電の多くは、小型家電リサイクル法の対象品目となっている。
●キッチン家電は、自治体の粗大ごみとして出せるケースが大半。自治体によってルールが異なる。
●まだ使えるキッチン家電の場合、リサイクルショップで買い取ってもらう、フリマアプリやネットオークションで売るのも選択肢のひとつ。
●複数のキッチン家電をまとめて手放したい場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめ!

今回は、不要になったキッチン家電を効率よく処分する方法についてお伝えしました。ぜひ参考になさってくださいね。